長安寺（秋田県横手市）

長安寺は、秋田県横手市にある真宗大谷派の寺院です。

長安寺の詳細情報

※「長安寺」の実際の住所と地図の表示は異なる場合があります。

同寺開基僧の浄教は、鎌倉幕府の重臣大江広元の二男、長井時広九代の孫といわれ、文政五年九月の「世上書上」(同寺所蔵)に、「奥州南部和賀郡新堀之住人」で、本山にて出家し、このとき蓮如上人からご本尊と寺号を賜ったとされる。浄教はこののち(明応年間)布教のため大隅氏など数人とともに金沢前郷の鞍掛山に寺地を移した。その後、天文年中に陣館に移転。五世祐現の代に火災により寺宝古文書を焼失した。慶長年中に寺地を金澤柵の城主金澤権太夫の城址である薬師堂西隣に移転した。
蓮如上人から法名をもらい出家した明応六年と判読できる「方便法身尊像」
とともに「六字名号」が所蔵されている。

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